ひとつの時代が終わりました

祖母が亡くなりました。
94歳、純粋な老衰です、凄いですね、そんな最期はなかなかないです。
徐々に栄養も酸素も吸収出来なくなっての命の終わりです。
よく頑張ったね!とも言えないです。
ただただお疲れ様ですね、94年生きるということをし続けてきたのですから。
生きるのは死ぬより辛いことだと私は思っていますので、凄いですよ。
この94年という時間の中身は。

4/27の午前2時頃連絡がありましたので、実際は日をまたいですぐくらいでしょうか。
今から25年前の4/26は祖父の命日です。
1日待ってからの瞬間だったのかなとか思う。
祖父が呼び連れて行ったのか、そろそろ祖父の所に行こうと思ったのか、どっちでもいい。
なんだか祖母らしいなぁと思った。
そんな瞬間を選んだのかな?という気がしました。

今日久しぶりに会えました。
そして最後です。
入院中はモニター越しでしか面会はできなかった。
今日だけおうちに帰ってきています。
やっと帰ってこれましたね...
たった1日でも帰ってこれてよかったね~おばあちゃん😭

全て祖母でつながっていました。
祖母から今いる私たちなどは生まれているんです。
ほんの最近生まれたいとこの赤ちゃんまで。
全員この人が全てを繋げてきたんです。

お正月とお盆には親戚が必ず集まっていた。
これも祖母が居なくなると終わる。
だからみんな集まっていたように思います。
そんなつながりも終わりを迎えます。
本当にひとつの時代が終わるんですね。

覚悟済みでしたのでそこまで号泣するなんてことはなかったです。
けれど喪失感は果てしない。

ちょっと今は分からないですね、このことがどう影響するのか。
少し休憩です、ストップです、今の私に必要なのは。
こんな時くらい1回無気力になってもいいでしょう。
なんとな~く1日14時間くらい働いてますしねw

ただ事務所名はほんとうに形見になってしまった。
頑張らないといけないですね。
これで私には廃業する要素は完全に無くなった(笑)
そのように未来を持っていかないとな。
廃れさせません、失くさせません、消えないようにします。
この名前を。

「頑張りなさい」と
最後の応援なのかもしれないです。
命を懸けて、そうまでしてね。。。

私はそれを受けるほどの何かをしてきたのでしょうか?
返せないまま逝ってしまったとしか今は思えない。
また置いてけぼりです。
また何も出来ないまま遺された。

何を私は託されているんでしょうか。
なぜまだ生きろと言われているんでしょうか。

どうして誰かの終わりは私の始まりの時と重なるのでしょう?

いつか私の終わりが誰かの始まりになるのでしょうか?
そうなるなら、、まだやれることは私にもあるんでしょうね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました