夢物語が現実へ

この恐怖はあったと思います。
これは怖いですよ、ほんと徐々に実感してる。

まだ確定はしていませんけど、択一で180点超えてるので合格見込みではあります。
マークミスはない自信はあるので、かつ、自己採点192点なので4問分のゆとりもあります。
記述0点でも大丈夫。だから通知を待つだけです。
開業準備に入ってもいいわけです。待ってる間の時間がもったいないですしね。
そんでいろいろあってきちんと開業準備をし始めてるわけです。
リセットしたプランは勢い任せな部分が多々あったのに気づきました。
物件決める直前にギリギリ直感で止めましたが、正解だと思います。
危ない、危ない(-_-;)

そもそも全部覆しちゃった。
本当にリセットしました、道筋全て。
開業はします、これは変わらないゴール(スタートでもあるとかそんなのは置いといて)
そこに至るまでのあれこれ全部見直しです。

決まってたプラン自体も、合格したらの1つの道でしたが、不合格だったらの道とさほど変わらなかったわけです。どのみち何かしないとご飯食べれませんから。
だから初めは試験結果を受け止めて、ほぼ確定なのだから次!これが最も時間をムダにしないものだと思ってた。
だから突っ走った。ここが良くないポイントだった。
今までは問題なかったかもしれない。
でもそれって、、、そう、この1年というか何にも結果も分からない中での一種の希望、妄想、可能性、未来を見てのその時の自分の思考回路で決めたプランだという事。
これが良くない!
今の自分、現在はどうなのか、もし今からきちんと考えたのなら同じプランになるのか?
否!それは違う、だからこうやって立ち止まってしまったのだろう。

不確かな未来の中の甘い夢物語だったわけです。
特に強く望んだわけでもなく、確かな姿、願望があったわけでもないんです。
自己採点結果に逆に動転し冷静になれなかったくらい、実はきちんとした道を思い描いていたわけではなかった。
ところが現実味を帯びる。確定してない状態とは言えその方向の道を見て進んでも良い未来が開け、そして現実に行動をしだした時、怖くなったんでしょうね。
それは結果としては正しかった。
ここ何日かで、もうそう思うくらい、浮足立ってた気もする。
勢いに任せ、どうにかなるさ精神に委ねかけた。

よく考えると受験資格がないから、これだけで勉強を始めた人です。
行政書士がどういう仕事なのかすら、真面目にきちんとは考えたことないし、適当にしか想像してないわけで、それで知った気になってたのを見直しするだけでも正解だと思う。
勉強と同じです。復習はただの見直しだったり、積み重ねる順番を間違ってたから大変だったり、でも間違ってる理解でも自分の基はあったからホントの理解に気づいたとき確かな定着にもつながったり、試験勉強中にそう学んだじゃないか!って、あの過程そのものです。今の自分は。
だから勉強って凄いなとも思った。

ほんと危なかったです。
ひとつひとつ今の自分で考え直すと、まぁ見えてなかったものがたくさんあること。
試験勉強ってホントはこういう能力を鍛えるものだったのかなと思うくらいです。
本試験の振り返りあたりから、直感としか表現してないけど、この何かの力って1番大事な能力かもしれない。勘ではない、ここがみそかと。

まずは行政書士という職業の人。どういうことをする、してる、できる。
そんなことを今勉強してます。やっと知れるんだと思う。ほんとに考えてるんだと思う。
実際なる気ですからね。鬼気迫る思いです。

そんな開業準備から始めてる人っていますかね?
案外居そうな気もしますけど、、
このへんすら試験勉強過程と変わらないな~って思ったとき、ちょっと笑えました。

だいたいPCスキルが無いって思ってたのに、それ忘れてたんです。
初心すら見失ってたから、リセットやっぱり正解!
この時点でアウトですよ。どっか看板掲げてもどうせ暇だしその時必死こいて勉強して身につけるか、くらいになってた辺りが、素晴らしいようでバカげてもいる。
こういうところを見つめなおせたからやっぱり良かった。

他にもいろいろある。
ひとつ挙げるなら体調管理もそう、今以上に全力で行動しないといけないなんて思い、生活すら捨てようとしてたけど、どう考えたって逆ですよね~自己管理もっとしっかりしないとダメでしょ。
そういうものでしょ、個人事業主は特に。
この辺も見つめ直すいいきっかけとなった。

だから道筋、歩き方そのものを精査する方向に舵を切れたのは勇気ある撤退な気がする。
ゴールは変わらないから意味を持つと思うし。
そのきっかけに少なからず影響した「夢物語から現実への恐怖感」は今の自分だからこそ感じれた感覚なんだと思う。
そして行政書士試験からのギフトのようにも思う。

これから相手にしていくのは現実なんです。
試験結果ではなく現実と向き合う。
これがわたしにとっての開業準備の始まり。


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