予約に関する問題って1回も出てこないですね…
特にひねる部分がないからでしょうか?
個人的には自分の持ってるイメージと法律の(ホントの?)成り立ちの微妙なズレを感じた1番最初の論点なので印象深いです。
それから勉強を続けいろんな論点で、このズレ、違和感の中に
気づかないといけない大事なことがたくさん詰まってて
そのことが理解や学びに大きな影響を与えたのは間違いない。
個人的な感覚なんでうまく説明できませんけど、
なんか順番がちょっと違うんですよ。最終的な結果は一緒なんですけど、だから大したことでもないですけど、そこに行きつく過程が自分の思ってた順番と違うから、見なくてはいけない角度と考え方を変えなくてはいけなかった。
私の元々の持ってるイメージがおかしかっただけかもしれない(~_~;)
個人の常識なんてさほど世の中に通用するものではないですもんね。
556条1項
売買の一方の予約は、相手方が売買を完結する意思を表示した時から、売買の効力を生ずる。
私が限定品のパーカーをお店に予約申し込みしたとします。
お店が承諾したなら、そこで私は予約完結権というものを入手するんです。
(ここが違和感全開でした、買い主側が完結させる権利持つんですよ)
※あくまで予約が成立しただけで、ここじゃないんです、意思表示は。
そして発売日になり、お店に行って「買います」と意思表示したら一方的に契約成立なんです。(売買を完結させに来たわけです)
お店側も基本はそのつもりで受注し仕入れてはいるんでしょうけど、なので一方的とも言えない気もしますけど、ちょっと思ったんです。
こちらはウキウキですよ、予約までしてるんだから。100%買う気満々です。
でもお店側がもし数を揃えれられてなかったら…と考えたら怖いなと思いました。
意地でも用意して売らなきゃいけない状況なんですから。
引き渡せなかったら債務不履行じゃないですか!
わかりました。と私が帰り、お店側は事なきを得たと思ってたら
次の日プレミアついてたけどすぐ欲しかったパーカーだから
ヤフオクで定価の10倍の値段で買ったから損害賠償しろ!と言ってきたらどうなるんでしょうか!!
予約ってお店側(売り主、受け手側)が不利なシステムだったんですよ!
(これが持ってたイメージとの違いだった)
※ちなみに予約しときながら取りに来なかったら
お店側は相当の期間を定め催告でき、確答がないなら予約の効力は失くなる。
まぁだから何だという話です。
でもそれはそんなシステムだから、今ある世界が、
売る側が試行錯誤した結果の世の中なんだということ。
予約の限度数決めて受けるという基本的な対策から、条件伝えて断る対策や
キャンセル料というやり方まで、どうにか考えたある程度対策済みの世の中がただ当たり前としてあるからというだけなんです。
でもそれ知らずに生きてるんですよね。それも怖くないですか?
あまり深く考えなくてもいいことですけど、なんかね...
この頃(2月)まだ民法かじり始めの時期ながら
予約をしに行ったという特別なアクションをした方を保護するのか!
なるほど!と感心していました(懐かしい)
【民法】売買の予約

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